プロボノの最近のブログ記事

NPOにとっての最大の強みは、ボランティアの力を借りられることです。

しかし、ボランティアとの絆がうまく維持できないことで、NPOにとって非常に大きな損失が生まれています―という記事があります。


ちょっと古いのですが、Stanford Social Innovation Reviewという雑誌の記事によると、ボランティアに継続的に関わってもらえなかったことによる損失は年間380億ドルだと試算されています。

これはボランティアワークの価値を便宜上、20ドル/1時間と計算しているのですが、専門技術をもつプロボノの場合などであれば、この数値はますます大きくなるでしょう。


(プロボノは専門的であるが故にできる業務が限られ、必ずしも「何でもやります」型のボランティアに比べて常に価値が高いとは限りませんが)


参加する側にとっても、ボランティア的な活動でできる「人との絆」は、仕事・家庭に次ぐ第3の場所として、人生を豊かにする大切な要素。

できれば、ボランティア先の団体との良い関係を、長く続けたいものです。


そして、それがNPOの経営効率を高め、世の中をより良い方向に向かわせる力にもなるわけです。

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Photo by seanmcgrath. Some rights reserved.



最近、告知が多くて恐縮ですが、ボランティアとの絆をどうつくるか、を深く考えたい方にぴったりのセミナーに、自分が登壇します。


既に満席に近くなっているようですが、Ustreamでの配信もするようですので、よろしければご覧ください。



NPOサポートセンターとサイボウズは、2011年6月29日(水)、
NPOの課題解決セミナー「"絆"をつくるソーシャルメディア・
グループウェア活用術」<無料>を開催します。
※「Ustream」でも生中継します!

2011年6月29日(水)開催(事前申込み受付中!)
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NPOの課題解決セミナー
"絆"をつくるソーシャルメディア・グループウェア活用術
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 主催:特定非営利活動法人NPOサポートセンター
 共催:サイボウズ株式会社
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TwitterやFacebook等の"ソーシャルメディア"は、NPO活動
のPRや、メンバー集めに適した「共感を広げる」ツールです。
一方で、共感で集まったメンバーとの「絆」をどうつくって
いくのか、プロジェクトの運営は課題となっています。

「Twitterを登録してみたけれど、どう活用していいかわからない...」
「ボランティアや理事とのコミュニケーションをもっと取りたい...」
「プロジェクト業務のタスク管理がうまくいかない...」
「ボランティアスタッフの主体的な活動を引き出したい...」

こんなお悩みはありませんか?

今回のセミナーでは、共感を広げるソーシャルメディアと、
NPOのプロジェクトをスムーズに運営するグループウェアの活
用方法を事例とともに紹介します。


■日時:2011年6月29日(水)18時30分〜20時30分(受付18時より)

■会場:協働ステーション中央
 (東京都中央区日本橋小伝馬町5-1 十思スクエア2階)
 東京メトロ日比谷線「小伝馬町」駅  4番出口徒歩3分

■参加費:無料

■定員:30人(事前登録制)

■対象:主にNPOスタッフの方、NPOに関わる方

■事前お申込みフォーム:

■セミナー内容...............................................................

僕は、ある程度大きな会社に勤めているビジネスパーソンには特に、NPOなどのために「プロボノ」をすることをオススメしています。

(会社単位で行うプロボノも良いのですが、僕が今回話題にしたいのは個人として行うプロボノです。また、小さな会社で働く人にも、プロボノをオススメできる理由があるのですが、それはまたいつか・・・)


それには、3つ理由があります。


1.所属している会社の「ブランド」や「仕組み」を離れたときの自分の実力を試すことができる

比較的大きな会社で働いている場合は、若い社員でも高い成果を出せるように、会社のブランドや仕組みが「ゲタ」を履かせてくれています。


マーケティング担当者であれば、個人では到底出せないような額の広告宣伝費や、既に業界内で知られている自分の会社の社名・ブランドが「ゲタ」です。

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(Some rights reserved by annemarievanl.)

一方、プロボノ活動では、知名度のないNPOに対して、ほぼコストゼロで、何ができるのか?という問いを突きつけられることも少なくありません。

勤務時間外の時間を使うので、時間もふんだんにはない。その中で、成果を出す必要があります。

このような環境が、会社を離れて、自分の実力を見つめる絶好の機会になります。



2.本業の仕事にプラスになる

そういうプロボノ活動を経ると、本業にもプラスの影響があります。

時間の使い方が上手になったり、お金がない中でも打てる施策を思いつけるようになったりします。

また、僕がプロボノとしてプロジェクトマネージャーとしての仕事をした時は、お金という報酬のない人々のモチベーションをいかに維持するか、というのが鍵だったのですが、これは会社で仕事をするときにも役立っているように思います。


3.正直、楽しい

純粋に、今まで知らなかった世界を知るのは楽しいものです。
僕は小児医療分野のNPOの手伝いをしたのですが、赤ちゃんを抱いたお母さん方とミーティングをする中で、今までと違った世の中が見えたように思いました。

また、自分のスキルが、思わぬところで重宝されるのも、一度体験するとなかなかやめられない。

これは、なかなか普段の暮らしや仕事では体験できないものです。

ましてや、会社と家を往復する生活では得られない、驚くような新鮮さのある体験です。



(しかし、こんな失敗も・・・)

もちろん、プロボノも良いことだらけではありません。
コーディネート団体がしっかりしておらず、ひどい量の仕事をおしつけられたり、クライアント側の理由や都合でプロジェクトが突然終了したり、自分の未熟さによってNPO側に迷惑をかけてしまうことも、あります(ありました)。


せっかく、貴重なプライベートの時間を使うのですから、プロボノ活動の質は高く保ちたいもの。

そのためには、ぜひプロボノ経験者の話を聞いたり、プロボノのコーディネートをしている団体を比較して自分に合う団体を見つけたり、といった事前準備が必要です。


自分も少しだけ関わったのですが、そんな事前準備にぴったりのセミナーが6月に開かれますので、お知らせします。


プロボノに興味がおありの方は、ぜひご参加ください。


日本の未来を支えるスキルボランティアになろう


セミナー開催!(6月12日(日)10:00~13:00)
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  【プロボノバー】日本の未来を支えるスキルボランティアになろう
         第1回セミナー「プロボノについて知る」 

 主催:任意団体プロボノステップ 
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【プロボノ】とはプロフェッショナルのスキルを活かしたボランティアのこと。 
「pro bono publico」="公共善のために"(ラテン語)の略。 

そのプロボノとなって、NPOなどの社会貢献団体をサポートすることで
日本の未来を支えてみたいと思いませんか? 

その第一歩として、「プロボノで活動するとはどういったことなのか?」 
プロボノの大先輩の経験談を聴き、プロボノマッチング団体から具体的な
活動内容を紹介してもらうセミナーを開催致します。 


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◆1.概要
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 日時:6月12日(日)
    開場:9:40
    セミナー:10:00~13:00 

 会場:NPOサポートセンター市ヶ谷(地図:http://goo.gl/RHPEP

 対象:プロボノ始めたい方や、これからもプロボノ続けたい方 

 定員:30人(先着順)

 会費:1000円(当日会場にて)

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◆2.セミナー内容
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 ・プロボノステップとは (約10分) 

 (1)プロボノについて知る (約1時間) 
   - プロボノの先輩であり、社会貢献で起業された竹井氏の
    ご経験談を聴くことで、プロボノとしてのキャリアを描く。 

 (2)プロボノマッチング団体徹底紹介 (約1時間10分) 
   - プロボノのはじめの一歩につながるマッチング団体を知る。 

 ・参加者交流タイム (約30分) 

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◆3.講演者プロフィール
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(1)株式会社ソーシャルプランニング 
 代表取締役 竹井善昭 氏 
 1957年和歌山県生まれ。 
 ソーシャルビジネス・プランナー、マーケティング・プランナー、
 メディア・プロデューサー
 近年は、社会貢献を活動のドメインとして、CSRコンサルティング、
 ソーシャルビジネスのプランニングを中心に活動。
 著書「社会貢献でメシを食う」(ダイヤモンド社刊) 


(2)特定非営利活動法人 サービスグラント 
 サービスグラントとは、NPOに対して「お金」を支援する助成金(グラント)
 と異なり、「スキル」や「ノウハウ」を提供することによってNPOを支援する
 「プロジェクト型助成」です。 

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◆4.お申込み
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 ▼以下のURLにアクセスいただき、お申し込みください。


 ※twitterでも情報発信をしています♪
  よろしければRTいただけると嬉しいです。↓

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[事務局] 
任意団体プロボノステップ 
スタッフ:牛堂雅文(Twitter @ushido) 笠原孝弘(Twitter @meganehara)
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おかげさまで、「NPOのウェブマーケティングにおけるプロボノの活用方法」についての修士論文を書き終えることができました!

プロボノの力をNPOが活用するには、

  1. スキルのマッチング
  2. スタンスやモチベーションのマネジメント

が必要だというのが課題だったのですが、その解決に向けた仮説ができたかなと思っています。

この研究ができたのは、

  • 海老根先生はじめデジハリ大学院の教員・教務・関係者の方々の献身的なご支援
  • NPOの方々、プロボノ仲間、中間支援組織の方々のご支援
  • アミタグループの上司・同僚・後輩のご支援
  • 家族のサポート

のおかげです。本当に、ありがとうございました!

概要は以下のとおりです。
NPOでプロボノに取り組もうという方にとって、少しでもお役にたてばと思います。

NPOのウェブマーケティングにおける「プロボノ」の活用方法_共有用

皆さまにヒアリング等の形でご支援いただいている修士論文ですが、ここに至って、「恩返し」というコンセプトは実証できなさそう、と思うようになってまいりました・・・。

(それを見抜き、アドバイスくださったtaku kumazawa様に感謝です)

そこで、テーマを少しスライドしてずらして、以下のような体裁にしようと思っております。


受益者が支援者に転換していくというのは、やはりウェブマーケティングの世界ではまだはっきりと体験して把握している事例が少ないので、次の研究(もしあれば)で取り上げることになりそうです・・・。


ともあれ、NPOのマーケティングについて、どうやったら良いかなと考えている現場の方に役立つものになるよう、自分の体験を整理し、体系化したいと思います。

ご意見やご感想、ぜひfacebookなどでお寄せください!




NPOマーケティングのレバレッジを目指して
―プロボノ・外部ファンドレイザーの力を活かしたメディアコミュニケーション事例から―


1.本研究の課題
    いろんな面で、日本のNPOマーケティングにレバレッジをかける方法が
  求められていると思うので、その方法を考えます。


2.研究の背景
    ソーシャルウェブの時代になってきました。プロボノしたい人も出てきました。
  Just Givingみたいなサービスも出てきました。
  一方、日本ではNPOマーケティングの実務と理論を結ぶ研究が少なくて、
  このチャンスや人材を活かす方法はまとまってないと思います。
  これを、デジタルコンテンツとNPOマーケティングの視点から研究として考えてみたいと思います。


3.先行研究 
 1)社会と技術の変化について
   ソーシャルメディアの流行
   プロボノの流行
   寄付したい人の増加
   NPO支援ツールの充実 等

 2)NPOの定義と日本のNPOの課題
   過去のNPO研究から

 3)NPOのウェブマーケティングとは
   ドラッカーやコトラー
   PanasonicNPOマーケティング研修
   トリプルメディアの考え方    等からまとめ。

 4)NPOのボランティア活用と動機づけ
   ボランティアマネジメント
   モラル会計


4.研究の目的
  インターネットを通じたNPOのマーケティングに、
  ボランティアをどう動機付けて、どのようにして巻き込んでいくことが
  有効なのかを事例から考える。

5.研究の方法
 1)研究の手順
   活動に参画→フォーマルなヒアリング

 2)検証の方法
   モラル会計、ボランティアマネジメントの枠組みで分析

6.事例
 1)サービスグラント
   2008年~2009年に参加
   自社メディア(団体公式サイト)制作
   チームで/中間支援組織を通して活動

 2)PLAS
   2010年に参加
   ソーシャルメディアの活動
   個人で/団体と直接やりとり

 3)Sparked
   2010年に参加
   細切れの作業をプロボノとして実施
   オンラインでのやり取りのみ

  4)Just Giving
      2010年5月に実施
   ファンドレイザーとして募金あつめ
   主にオンライン。当日は歩きながらツイッター


7.結果の考察     
  ・モラル会計での分析(モチベーション面)
    →潜在的には受益者に関わってもらうのも良いのでは?

  ・ボランティアマネジメントでの分析(管理面)
    →どんな業務フローにすれば良いのか

  ・マーケティングメディアとしての分析(メディア面)
    →自社ウェブ構築への巻き込み方と、ソーシャルメディア施策への
     巻き込み方のポイントの違い

8.結論
  (ここは、まだ大まかにしか見えていないので今は割愛・・・)

9.今後の課題

10.参考文献


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渡邉文隆
(わたなべ・ふみたか)

アミタグループで、マーケティングの仕事をしています(本ブログは個人として運営しています)。

環境・CSR担当者の方やNPO・公共団体の方に対して、ソーシャルマーケティングの視点とデジタル技術を活用したご支援を行っています。

 →プロフィール詳細

お仕事のご依頼は「お仕事の依頼/実績」ページからご連絡ください。