地域の話の最近のブログ記事

農業についてのマーケティング雑誌である月刊AMJ(アグリカルチュラル・マーケティング・ジャーナル)。

その2010年8月号に、自分がデジタルハリウッド大学院でやっている自主ゼミ「デジハリ田舎実験室」の記事が掲載されましたー。


自分が書いた論文がデジハリ田舎実験室についてのことだったのですが、それがちょろっと紹介されています。

内容としては、

 ・デジタル技術を駆使できる若い人材は、わりと田舎に住みたがっている
 ・田舎には、デジタル技術をつかって課題を解決できる余地がある
 ・移住したい人たち同士がスキルや仕事を融通できるようネットワーク化される必要がある

といった話でした。

amj.jpg


自分が追いかけている、NPOや田舎といった領域のマーケティングは、つくづく世の中からの期待が大きいんだなと感じます。

その期待に応えられるよう、一日一日がんばります。

デジタルハリウッド大学院の自主ゼミ「デジハリ田舎実験室」のブログにも書いたのですが、こちらにも掲載しておきます。


****************************

地域活性化の重要なアクターである地方の中堅~中小企業にとって、さまざまなメディアを駆使してのお客さんづくり=マーケティングを少ない予算の中で実施していける人材の獲得は容易ではないという現状があります。

そのような現状を少しずつ変えていくために、デジハリ田舎実験室では、地方の中堅~中小企業が売り上げを拡大するためのメディアコミュニケーション/マーケティング講座のカリキュラムを開発したいと思っています。
ramen.jpg[Creative commons. Some rights reserved by securecat.]

具体的な出前講座カリキュラムの案としては、以下のようなイメージです。
受けたいメニューを選んでもらうとか、お客さんのタイプ別に組み合わせるとか、ができると良いなと思っています。


【自社メディア】
 ・安価で信頼される自社ウェブサイトの作り方
 ・売れるメルマガの書き方
 ・捨てられにくいチラシや名刺、DMの作り方
 ・電話が効率化するトークスクリプトの作り方
 ・ニーズを知るためのリアルな場の作り方

【他社メディア】
 ・メディアに「引き」のあるプレスリリースの書き方
 ・お金をムダにしない広告の出稿方法
 ・ニッチなニーズを拾うインターネット広告の使い方

【ソーシャルメディア】
 ・注力すべきソーシャルメディアの選定方法
 ・リスクを下げる運用ガイドライン

【マーケティング・マネジメント】
 ・お客さんづくりの仕組みの全体設計
 ・安価で実用的なデータベースの作り方
 ・成果を出すための効果測定の仕方

現在、それぞれのカリキュラムを担当してもらえそうな、専門性や熱意のある方に声をかけているところです。
(色よい返事が多く、大変ありがたいです!)

価格帯や受講形態なども未定ですが、集まったメンバーと一緒に考えていきたいと思っています。

実際に地方の企業でマーケティングの仕事をしている方の参加も歓迎です(skypeやMLで参加できると思います)!!


低コストでの、地域性や社会性、共感をテコとしたマーケティングは、今後は企業だけでなく、NPO、自治体、美術館、公民館などにも求められるノウハウになっていくと思います。
(逆に、ファンドレイズの文脈で盛んになってきているNPOのマーケティングノウハウは、今後地域のためのマーケティングに応用されていくことが多くなるでしょう)

マーケティングを生業とする自分にとって、それが必要とされている分野に、このノウハウを届けることができれば、と思っております。

ではでは、今日はこのへんで。

私が働いているアミタグループにとって非常に縁の深い京都府京丹後市が、「地域おこし協力隊」を募集しています!

お金をもらいながら地域のために働けるチャンス。
よければ、ぜひ説明会に足をお運びください。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「京丹後市地域おこし協力隊」説明会を東京、名古屋、京都で開催(5/29、30)

         ~意欲ある都市住民を、地域社会の新たな担い手へ~
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
※転送、転載を歓迎いたします!

京都府京丹後市では、総務省「地域おこし協力隊」制度を活用して、都市部に住む地域協力活動に意欲と情熱を持つ人材を、地域社会の新たな担い手として受け入れ、京丹後市内で地域活性化活動に取り組んでもらう「地域おこし協力隊員」の募集を開始いたしました。

「都会を離れて地方で生活したい」「地域社会に貢献したい」
「人とのつながりを大切にして生きていきたい」「自然と共存したい」
「自分の手で作物を育ててみたい」・・・。

海、山などの美しい自然、悠久の歴史、伝統文化、地域産業など特色ある資源に恵まれた京丹後で、地域活性化活動に携わってみたい、新たなライフスタイルの発見にチャレンジしたい、という想いをお持ちの方はぜひエントリーください。

下記日程で、東京、名古屋、京都にて、説明会の開催を予定しております。

5月29日(土)19時~  東京(TKP東京駅丸の内会議室 カンファレンスルーム5)
5月30日(日)12時半~ 名古屋(名古屋駅前地下街テルミナ 7階会議室)
5月30日(日)16時半~ 京都(財団法人京都府国際センター会議室B)

開催場所につきましては、添付資料をご覧ください。

説明会では、活動地で予定されている活動内容や、求める人材像、活動中の生活や待遇、自らの持つスキルをどのように活かせるか等について説明を行う予定です。
ご質問、ご関心のある方は、まずはこちらへお越しください。

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
説明会への参加お申し込みはこちら↓
https://fs222.formasp.jp/z433/form2/
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


<「京丹後市地域おこし協力隊」 詳細>
■応募資格
(1)性別不問
(2)平成22年3月31日以前に京丹後市の区域内に住所を定めたことがない者
(3)三大都市圏をはじめとする都市地域に現に住所を有する者
(4)委嘱の日において18歳以上50歳未満の者
(5)心身が健康で、地域住民と協力しながら地域協力活動に取り組める者。
(6)普通自動車運転免許(マニュアル)を有する者。
(7)パソコンの操作ができる者。
(8)地方公務員法第16条に規定する一般職員の欠格事項に該当しない者。

■協力隊員の地域協力活動(概要)
(1)地域行事、コミュニティ活動その他の地域おこしの支援活動
(2)市民活動団体の支援活動
(3)地域資源の発掘及び振興に関する支援活動
(4)農林水産業の支援活動

■応募・任用スケジュール
(1)応募期間(予定)   平成22年6月上旬~6月中旬予定
(2)地域おこし協力隊員の選定(地域・団体との面接により最終決定)
             平成22年6月中旬~6月下旬
(3)受入開始予定     平成22年7月20日頃

■応募人員・採用条件
 ◎採用後は、直ちに京丹後市に転入すること
(1)応募人員 2名
(2)日額6,420円支給〔通勤費加算で月14万円程度〕
(3)社会保険料・雇用保険対応
(4)採用決定後から平成23年3月31日まで
   ただし、最長、平成24年3月31日まで延長可能予定
(5)勤務時間 8時30分~17時15分(週5日勤務)
(6)待遇 以下の経費については、京丹後市が予算の範囲内で負担します。
  ○住居、活動用車両の借上料、活動旅費等移動に要する経費
  ○作業道具・消耗品等に要する経費

■隊員側で負担する経費
(1)本市までの交通費(面接時を含む)
(2)引越し費用(運送費)
(3)自己都合による帰省費用・旅費・その他経費

※注意 
地域おこし協力隊員の募集開始までに、上記記載内容に変更が生じる可能性があります。

(参考)
総務省 地域おこし協力隊説明ページ
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/chiiki_okoshi.html
京丹後市/ホーム
http://www.city.kyotango.kyoto.jp/

「京丹後市地域おこし協力隊」説明会 会場一覧 (H22.5.15現在) 
(東京説明会)
日時:平成22年5月29日(土) 19:00~20:30 
会場:「TKP東京駅丸の内会議室」 カンファレンスルーム5
    (東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビルB1)
アクセス:東京メトロ日比谷線、千代田線、都営三田線「日比谷駅」B3出口直結
      東京メトロ有楽町線「有楽町駅」B3出口直結
      JR線「有楽町駅」徒歩2分  JR線「東京駅」徒歩7分
※JR線「有楽町」駅よりお越しの方は、帝劇ビルB1Fへは地下街専用エレベーターもしくは階段をご利用ください。
(参考URL)
http://tkpteigeki.net/access/index.shtml

(名古屋説明会)
日時:平成22年5月30日(日) 12:30~14:00 
会場:「名古屋駅前地下街テルミナ」 7階会議室
    (名古屋市中村区名駅1-1-2)
アクセス:名古屋駅前地下街テルミナ 又は松坂屋ナゴヤエキ店内のA1~A3エレベーター(黄色の扉)にてお上がりください。
7階会議室へはDエレベーター(赤色の扉)もご利用いただけます。
(参考URL)
http://kaigishitsu.termina.co.jp/access/index.html

(京都説明会)
日時:平成22年5月30日(日) 16:30~18:00 
会場:「財団法人京都府国際センター」会議室B
     (京都市下京区烏丸通塩小路下ル 京都駅ビル9階)
アクセス:JR京都駅「南北連絡通路(2階)」南北自由通路百貨店南エレベーターをご利用ください。
(参考URL)
http://www.kpic.or.jp/about/accessmap.html
僕は「デジタル × 郷土愛 × 自由なワークスタイル」をテーマとして、
デジハリ田舎実験室というプロジェクトをやっているのですが、
今度の5月15日(土)14:00から秋葉原にて
今年度の活動内容の説明と、人材募集を行います。

詳細は下記の通りです。

ご興味のある方は、お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。
お待ちしております!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
デジハリ田舎実験室 2010年 活動説明会 & 人材募集会
--------------------------------------------------
5月15日 14時~ 秋葉原ダイビル7F
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
デジハリ田舎実験室は「IT産業と地域の互恵関係づくり」のため、
「デジタル × 郷土愛 × 自由なワークスタイル」をテーマとして、
昨年から「勉強会」と「物々交換サイト制作」を行ってきました。

これまでの活動を踏まえ、今年さらに発展させた事業を行います。

Webやマーケティング、クリエイティブ等のスキルを持つ方が
地域に貢献できる出前講師/プロジェクト参加の活動や、
自分の地元で地域に貢献できる仕事を生み出したい人への支援活動などを
立案しております。

そこで、来る5月15日(土)に秋葉原にて、今年の活動を発表いたします。
また同時に、活動に賛同して下さる人材の募集も行います。

ぜひ、ふるってご参加ください。お待ちしております。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■   デジハリ田舎実験室 説明会&人材募集会 概要
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●日時 2010年5月15日(土) 14:00~16:30(予定)

●会場 デジタルハリウッド大学大学院 秋葉原メインキャンパス(予定)
秋葉原ダイビル 7F 東京都千代田区外神田1-18-13
http://gs.dhw.ac.jp/utility/access/

●入場料 無料

●発表内容
1.デジハリ田舎実験室の概要、理念、昨年の振り返り
2.2010年の事業 全体像
3.個別案件の説明・人材募集

<案件>
A.東京文京区の政治メディア運営・政治家支援プロジェクト
B.北海道の観光ビジネス支援プロジェクト
C.秋田県関連のプロジェクト
D.全国各地へのマーケティング等の出前講師プロジェクト
(募集案件は、変更となる場合がございます)

●参加対象者
・「デジタル × 郷土愛 × 自由なワークスタイル」に興味がある方
・故郷に貢献したいけど、具体的な方法が見つからない方
・仕事で培ったWeb、マーケティング、クリエイティブのスキルを地域のために活かしたい方
・デジハリ田舎実験室の活動に興味がある方

●お申し込み方法
下記URLよりご予約をお願いいたします↓
http://spreadsheets.google.com/viewform?formkey=dHA2UHB3M1ZwUUgyOWxkbzZTRmgxMlE6MQ

●お問い合わせ先
http://www.inaka-labo.com/?page_id=36


snow.jpgのサムネール画像3月27日、デジハリ田舎実験室の活動の一環として、秋田でのマーケティング&ウェブ出前勉強会に行ってきました。
デジハリ田舎実験室のブログ記事の転載です)

もともとは、秋田の@mayumignon さんとのTwitter上でのやり取りがこの勉強会をすることになったきっかけ。
非常にデジハリ田舎実験室らしい勉強会でした。

当日はえらい雪でした。自分は雪男なのだろうか・・・と思ったりも。





【なかみ】

今回のテーマは、ビジネスをスタートアップするときに必要な、マーケティングの基礎とウェブの活用について、実践的な内容をお伝えするというものでした。

参加くださったのは、


  • 起業するために秋田へUターンしてきた方
  • まちづくりフォーラム2010 まちづくり事業プランコンテストの受賞者の方
  • お惣菜屋さん&カフェテリアを経営されている方
  • 秋田のイベント情報をまとめたフリーペーパーを出している方
  • 秋田で広告関係の仕事をされている方
  • 秋田で新しく会社をはじめようとされている方

など。

本当に応援したくなるお仕事ばかりで、最初に自己紹介をしていただいたのですが、
その時点で既に「来て良かった!」と思っておりました。


私からは、いくつかの団体や会社の事例を交えながら、

  • マーケティングの標準的なプロセス
  • ニッチなマーケットの開拓に向いているデータベースマーケティングの考え方
  • ウェブサイトを作る前に必要な要件定義(サイトの機能の絞り込み)のポイント
  • 効果測定の際に注意すべき点や具体的なサービスの紹介
などのお話をしました。


参加者の方々が日々実務に携わっておられる方々だったからだと思うのですが、
「実際どうやってデータベースをつくるのか」
「実際にウェブサイトをつくるとしたらどうすればよいのか」
といった現場感のあるところに関心が高かったように思います。


【見えたもの】

見えてきたものが、大きく分けて2点ありました。

1.地域での事業のスタートアップには、低コストのマーケティングが求められる
  大企業向けではないので当然ですが、地方での事業のスタートアップ段階では、
  圧倒的に低コストなマーケティングが求められているなと改めて思いました。
  解決策はいくつかあると思うのですが、今回の講座に関係するのは
  以下の2つかなと思います。

 1)まずは活動自体の質を高くすることに注力する
   今回来られた方の中に、非常に接客の評価が高い店舗を経営されている方が
   いたのですが、質の高いサービスを提供する会社や団体であればあるほど
   貴重なマーケティングコスト≒集客コストを回収できる確率が高まるため、
   まずはここからだと思いました。  

 2)無料のツールなどをフルに活用する
   これはややもすると、「無料だからとりあえず入れてみたけど意外と成果が
   上がらない」という状況になりやすいですが、無償のツールはフルに
   活用すべきだと思います。
   「ツールに使われない」(ツールの戦略上の位置づけを明確化してから
   はじめる)ことが重要ですし、使うにもそれなりの専門性が必要なので、
   このあたりをデジハリ田舎実験室の人材が担えれば良いなと思いました。


2.こういう素晴らしい体験をしたいマーケティングの実務者は、もっといるはず。
 講座が終わったあとに、ココラボラトリーさんというおしゃれなギャラリーの
 階上にある石田珈琲店というお店で、参加された方々と珈琲を飲みました。


cafe.jpgのサムネール画像のサムネール画像

秋田の危機に対して意識の高い方々と一緒に、自分の専門であるマーケティングを活かしてああでもない、こうでもないと議論をするのは、素晴らしく充実した時間でした。

そして、このような交流・議論・実践を通して、自分の仕事の価値を見つめなおす体験は、きっと多くのマーケティングの実務者にとっても素晴らしい体験になるだろうと思いました。

よし、もっと多くの仲間を秋田に連れてこよう、と思った次第です。

  

【思ったこと】


上記は主にマーケティングについての話になってしまったのですが、振り返ってみると、
秋田の「人」の素晴らしさに完全にやられてしまった旅行になりました。

帰る直前に、今回の依頼をくださったご夫妻の息子さんにハグしていただいたのですが、
その瞬間、「ああ、僕たちの仕事はこの子たちの未来を左右するのだな」と思って、
身の引き締まる思いと、不思議な喜びを同時に感じました。

新幹線に乗る時は思わず涙ぐむくらい、秋田という街に感情移入している自分がいました
(青森出身だからかもしれませんが笑)。

ぜひ、今後も秋田の皆さまとの関係を続けていきたいと思います。


>秋田でお会いしたみなさま

今回は、本当にありがとうございました。
これからも、どうぞよろしくお願いします!

神戸に行ってきました。


神戸には、僕が2000年から2005年までの6年間住んでいた学生寮があります。
(その間に合計約2年間の海外インターンはありましたが)

その寮には、阪神・淡路大震災で親を亡くした子ども(震災遺児)たちのケアセンターが併設されており、僕は震災遺児のケアにボランティアとして携わっていました。

先日、古巣であるその寮に行ってきて、この冊子を手にしました。

Words of Hanshin-Awaji earthquake orphans-after fifteen years.

震災遺児の子どもたちが、15年を経て今の想いをつづった冊子です。

15年を経て、多くの子どもたちが自分の力で未来を築きつつある。

それが分かって、心から良かったと思う反面、この冊子に載っていなかった子どもたちが今どうしているのか気がかりで、居ても立ってもいられない気持ちになりました。

親が早くに亡くなったり、離婚したりして、「家族」というつながりにダメージがあったり、そのつながりが機能しなくなってしまった。
いまの日本社会は、そんなときに子どもを支えることのできる「つながり」が非常に弱い社会だと思います。
(これは子どもだけでなく、大人にとっても同じだと思います)

神戸空港を初めて使って、東京に帰ってきました。

自分がしたいのは、人と人が支えあい、お互いを幸せにできる「つながり」を創り出すことだ、と改めて感じた神戸への旅でした。

(この想いは、今デジハリ大学院で僕がやっている、フリーランス同士のつながりをつくる活動である「デジハリ田舎実験室」の根底にも、強くあります)


Kobe airport in Hyogo pref.

今後、こちらの「デジハリ田舎実験室」のブログでも記事を書くのですが、せっかくなので転載。

**************************************

自主ゼミ「デジハリ田舎実験室」の運営メンバーのひとり、渡邉と申します。

要は、「田舎」と「デジタル系のクリエイター」がうまくつながれば、
田舎は良い人材を、クリエイターは良い環境を得られて、
双方にとって良いのでは、という妄想を抱いているゼミです。
実はこのコンセプトは、大学時代に1年間過ごした、ブラジルで生まれました。

Some rights reserved by over_kind_man[Some rights reserved by over_kind_man]












行った経緯は割愛しますが、
「ブラジルで働きながら学ぶ」というコンセプトの研修制度があり、
その制度を活用して1年滞在しました。

ブラジルは、それまでは私にとって、まさに「辺境」でした。
サッカーとサンバが有名な途上国というイメージだけでした。

ただ、大学時代に自分が研究していたエイズ予防については
途上国でも有数の成果が知られており、
その取り組みを知ることが僕の研修の目的でした。


実際に行ってみて、僕は「辺境」だと思っていたその土地のおもしろさに取り憑かれ、
人生が180度変わってしまいました。

その当時の日本は年間の自殺者が3万人を越えて騒がれていた頃だったのですが、
ブラジルのHIV陽性者たちは、NGO活動を楽しみ、お互いを支えあい、
日本の健康な人たちよりも、よっぽど幸せそうに暮らしていました。


日本で、五体満足のサラリーマンが死にそうな顔で働いている一方で、
地球の反対側ではエイズに罹った人が楽しそうに生きている。


日本には、何か欠けているものがあるのではないか。

そして、それは日本が「辺境」として扱っている場所にこそあるのではないか。

beach2.jpg
[Some rights are reserved by SnowKing24]


そんな思いを抱いて帰国しました。

いやあ、本当にいい国だった。


そんなわけで僕は、7年経った今も、
新しい価値観は「辺境」から現れるという考え方を信じています。

ちなみに、7年間でもう一つ変わらなかったのは、
年間自殺者数が3万人、という数字でした。


非常にざっくりと言えば、僕は
日本がこの時代を抜け出すためのヒントは、
今までの日本で「辺境」とされてきた田舎や、
(かつての)ブラジルのような途上国にこそあると思うのです。


日本全国の田舎や、これまで日本人があまり住まなかったような途上国に
発信力のあるクリエイティブな人材がもっともっと多く住み着いて、
今までにないような価値観を発信し、新しい時代をつくる。


多くのクリエイターにとって、移住のネックになっているのは、
「地方にクリエイティブの仕事がない(と思われている)」という課題です。


それを、先人に学んだり、仕事を得るきっかけを提供したりと、
様々な角度からアプローチして解決していくのが、
僕にとっての「デジハリ田舎実験室」という場所です。


http://www.inaka-labo.com/

未来を考える12月。

ichounamiki.JPG
スーダンに1カ月行く妻の「日本の秋を堪能してから行きたい」というリクエストに応えて、明治神宮外苑のいちょう並木を見に行きました。

まっすぐに空へ伸びるいちょうの木が、金色の道のように見えました。

妻の見送りも先ほど終わり、すっかり仕事モードに入っています。


さて、あさってから12月。この季節は毎年、大忙しです。
その理由は、毎年この季節にイベントがあるからなのですが、今年はこんなイベントに携わっています。





社会起業家や森林保全、市民金融などに携わる方々をゲストに招いて、これからあるべき未来について語るトークイベントなのですが、twitterとustream(ライブ映像配信サービスです)で中継するので、それの担当をしています。

これは12/13に東京・京都で開催するのですが、東京会場は、いつも大学院生としてお世話になっているデジタルハリウッド大学院をお借りすることになりました(事務局の皆さま、ほんとうにありがとうございます)。

当日はファシリテーターとして参加予定です。ぜひお越しください。あるいは、twitterハッシュタグ#mirai1213でご覧ください。


もう1つイベントの紹介をさせてください。

僕は直接かかわっていないのですが、僕の同期で、一緒に「デジハリ田舎実験室」という集まりを運営しているアミタ持続可能経済研究所の蝦名君がかかわっているイベントです。


これは、日本最大級の環境展示会、エコプロダクツ2009期間中に開かれるセミナーで、自分のスキルを使って地域に貢献したい人にはちょうどよいイベントです。

最近はNPOなどの活動に自分のスキルを活かして貢献する「プロボノ」が流行りつつあると思うのですが、きっと近い未来、「地域」はNPOと同様、自分のスキルを活かして仕事では得られないものを得るための場として、認知されていくように思います。



エコプロダクツ2009や上記のようなイベントは、ちょっと先の未来がどうなるのか、を考えるにはとても良い場になると思います。

普段は環境や地域といったテーマにかかわっていない方も、ぜひこの機会にお越しください。




mura.jpg僕が働いているアミタの関連会社である「アミタ持続可能経済研究所(アミタ持続研)」です。

このたび、アミタ持続研が、他の団体や組織と協働して、地域と人材をつなぐ「地域コーディネーター」を育成していくプロジェクトを開始しました。

そのプロジェクトの最初のイベントが以下のとおり開催されますので、ご紹介しますね。

僕もぜひ参加したい!



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ニッポンのムラ力(ヂカラ)向上プロジェクト始動イベント
   「ムラカツ セッション2009」を開催します!(11/13)

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 この度、アミタ持続研は「田舎で働き隊!」事業で、農山村地域と
 都市部の人材コーディネートを共に担った8つの組織・団体と合同で、
 「ニッポンのムラ力(ヂカラ)向上プロジェクト」を立ち上げることに
 なりました。
 アミタ持続研 代表取締役 唐鎌真一が実行委員長を務めます。
 
 「ニッポンのムラ力(ヂカラ)向上プロジェクト」は
 「地域コーディネーター」を育成していくことと、コーディネーター的役割を
 果たしていくことで、新たな農村での暮らし方、農村との関わり方が
 あることを世の中に広く発信し続けていく取り組みです。
 
 ※「田舎で働き隊!」事業についてはこちら↓
   http://www.aise.jp/hatarakitai_2009/index.html

 ※「ニッポンのムラ力向上プロジェクト」についてはこちら↓
    http://www.mura-chikara.jp
 
 このプロジェクトの第一弾として、
  「ムラカツ セッション2009」と題したイベントを実施致します。
  「コーディネーターとはいったいどういった活動をしているのか」
  「ムラ側はどういった人材を望んでいるのか」
  「農山漁村と関わりを持つきっかけづくりの方法は」など、
 具体的な事例を交えて、意見交換の場を設ける予定です。
 農山村での暮らしや就農、都市と農山村を繋ぐ活動に
 ご興味のある方はぜひご来場下さい。
 
 
 ■「ムラカツ セッション2009」概要

 【日時】
   ・2009年11月13日(金) 13:00~19:30(予定)
 【会場】
   ・椿山荘 (東京都文京区関口2丁目10-8)
 【参加費】
   ・セッション1・2は無料、セッション3 (懇親会)は5,000円
 【主催】
   ・ニッポンのムラ力向上プロジェクト実行委員会
 【特別協賛】
   ・藤田観光株式会社
 【後援】
   ・農林水産省(予定) 総務省(予定)
 
 ■プログラム
   ・13:00~:開場
   ・13:30~:セッション1 メインフォーラム
        (パネルディスカッション)
        「農村に輝きを与えるコーディネーターという仕事」
   ・16:00~:セッション2 テーマセッション(車座談義)
        「コーディネーターの仕事の具体像がみえてくる!」
   ・17:30~:セッション3 コーディネーターとの交流会(ムラ談義)
        「ムラの食財がニッポンを笑顔に変える!」
         ※コーディネーターが関わった地域の食財を活かし、
          郷土料理やおかあさんたちのレシピを椿山荘ならではの
                  アレンジで提供します。(参加費5,000円)
   ・19:30 : 終了(予定)
 
 【参加お申込方法】
  下記URLから参加申込書をダウンロードし、事務局宛にお送りください。
    http://www.mura-chikara.jp/pdf/entry.pdf

 
 【お申込み・お問合せ】
  ニッポンのムラ力向上プロジェクト事務局((株)マインドシェア内)
  事務局担当:籠島(カゴシマ)・田中
  TEL:03-5232-9799 FAX:03-5232-6874
  〒108-0073 東京都港区三田3-2-8 NET2三田ビル
  Mail: kagoshima@mindshare.co.jp
 

jinja.jpg僕はもともとアマノジャクな性格で、人があまり興味を示さないものにちょっと工夫をして「ほら、こうしたら、すごくおもしろいよ!!」と見せるのが好きです。

写真でも、何の変哲もない風景がなんとなく劇的な感じに写ったりしていると、うれしくなります。

 

僕が友達といっしょにデジタルハリウッド大学院でやっている自主ゼミ「デジハリ田舎実験室」も、「田舎って、クリエイティブと組み合わせるとすごくおもしろいはず」と思ってやってみています。

 

そのデジハリ田舎実験室が、こんど以下の勉強会を開きます。

普段はメンバーだけでの会合を開いているのですが、今回は一般の方にもご参加いただけます。

ご興味がおありの方は、ぜひお越しください。

――――――――――――――――――――――――――――――――――
 自主ゼミ「デジハリ田舎実験室」公開勉強会

   実際の失敗談から学ぶ!ある若者が挑戦したIT地域活性化
――――――――――――――――――――――――――――――――――
地域とクリエイターの助け合いを考える、デジタルハリウッド大学院内の
自主ゼミ「デジハリ田舎実験室」から、公開勉強会のお知らせです。

この勉強会の目的は、地域活性化の事業に失敗したある若者の経験を共有し、
同じような失敗を未然に防ぐことです。

講師の広瀬眞之介(デジハリ大学院2期OB)がどのような経緯で
ITによる地域活性化への思いを固め、調査をし、事業にしたのか。

そして、その事業がなぜ「失敗」したのかを、
他の参加者の方々と共に分析して頂きます。

数々の失敗談とワークショップから今後、
地域活性を行う場合の注意点を見つけて頂きたいと思っております。


【特徴】
 ・実際の失敗談から、地域活性を事業化する際のリスクを学べる
 ・ワークショップ形式で楽しみながら学べる
 ・都心と田舎の地域活性を対比して学べる


【プログラム】
 1)都心と地方の問題は同じ「東京一極集中」
 2)会津グリーンツーリズムのテスト事業から見る地域活性の始め方
 3)文京区地域サイト「文京都心」の分析(ワークショップ)
 4)全国地域SNSから見るIT地域活性の課題


【対象】
 ・ITによる地域活性をしたい方
 ・グリーンツーリズムによる地域活性をしたい方
 ・これから地域活性をしたい方


【日時】2009年11月15日(日)14:00~17:00(13:45開場)


【場所】デジタルハリウッド大学院のいずれかの教室をお借りする予定
 http://gs.dhw.ac.jp/utility/access/


【参加費】¥1,000(お菓子・お茶つき)


【講師】
広瀬眞之介(デジタルハリウッド大学院2期OB、デジハリ田舎実験室)
 大学時代に地域活性について興味を持ち、
 大学在学中にグリーンツーリズムのモニター事業を行う。
 ITでの地域活性を研究するため、デジタルハリウッド大学院へ。
 これを継続的な活動にするため、ある会社の社長に出資をお願いするプレゼンをしたところ
 「出資はできないけれど、うちでやってみない?」と誘われてITベンチャーへ。
 全国規模の地域SNSサイトに携わる。

 その後うつ病悪化につき退社。
 現在は主夫兼デジハリ田舎実験室メンバーとしてリハビリ中。


【お申し込み】
 お申し込みは以下からお願いいたします。
 お申し込みフォームはこちら

  お問い合わせは、こちらのお問い合わせページからお願いします。