2010年8月アーカイブ

農業についてのマーケティング雑誌である月刊AMJ(アグリカルチュラル・マーケティング・ジャーナル)。

その2010年8月号に、自分がデジタルハリウッド大学院でやっている自主ゼミ「デジハリ田舎実験室」の記事が掲載されましたー。


自分が書いた論文がデジハリ田舎実験室についてのことだったのですが、それがちょろっと紹介されています。

内容としては、

 ・デジタル技術を駆使できる若い人材は、わりと田舎に住みたがっている
 ・田舎には、デジタル技術をつかって課題を解決できる余地がある
 ・移住したい人たち同士がスキルや仕事を融通できるようネットワーク化される必要がある

といった話でした。

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自分が追いかけている、NPOや田舎といった領域のマーケティングは、つくづく世の中からの期待が大きいんだなと感じます。

その期待に応えられるよう、一日一日がんばります。

8月14日からダウンロードできるようになった、「NPO法人会計基準」は、これからの日本のNPOを大きく変えていくものになるかもしれません。

以下ページの左側からダウンロードできます。

http://npokaikei.blog63.fc2.com/



何がすごいって、「同じものさし」というのがすごい

「これまで、統一された評価の方法がなかったNPO法人を、同じものさしで評価できる」ということがすごいです。

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たとえば、どの上場企業に投資するか選ぶときは、貸借対照表と損益計算書によって、均一に比べることができます。

ところが、NPO法人は決まった会計報告のフォーマットとして、事実上スタンダードがなかったわけです。したがって、どのNPO法人が(お金という意味で)すぐれた経営を行っているのか、が分からなかった。

(Some rights reserved by puamelia)


それが今回定められた貸借対照表と活動計算書(および財務諸表の注記)によって、その団体の経営がどのような状態にあるかが、はっきり分かるようになったわけです。


これは、NPO法人のマーケティングやファンドレイジング、ボランティアやプロボノのリクルーティングが金銭的価値で表現されるようになるという意味で、かなり大きな出来事だと感じています。



NPO法人会計基準が普及したときに何が起こるか

もちろん、この会計基準は法律ではないので、強制的に適用されるわけではありません。
しかし、この基準が普及すると、


・NPO法人への信頼感が増し、日本の寄付マーケットが大きくなる
・プロボノの価値がお金で明確化されるのが普通になり、経歴として認められやすくなる
・欧米で発達しているような、NPO法人間の比較サービスが日本でも発達する


などの変化が起こってくるはずです。


また、策定のプロセスがオープンにされて、全国のNPO法人や中間支援組織を巻き込んで作られたということも、特筆に値するものだと思います。


全ては、普及してからの話ではありますが、この会計基準をまとめ上げた方々に深い敬意を表します。



※書籍の著者の方々にもご覧いただけるように、前の記事は英語版でも掲載しておきます。


Last week I made a presentation at the book club event of Netsquared Tokyo about "The Networked Nonprofit: Connecting with Social Media to Drive Change
", the great book about social media use of nonprofits.
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What made me excited was that some leaders of Japanese NPOs came to the book club event. There were about twenty people, all of them were eager to know about the book.

We discussed how Japanese nonprofits could make the best use of social media, what were the difficulties for Japanese nonprofits to become the networked nonprofits, and how Japanese nonprofits should apply the methodologies like marketing and fundraising into their activities.

I am also one of the nonprofit marketing consultants, so the discussion with the nonprofit leaders in frontline was so exciting.

The presentation I made was below.

I found in the book how nonprofits in the United States were struggling in the leadership crisis and how they were overcoming the crisis through making the best use of social media.

I really think that the book is very important for Japanese nonprofits and their marketing/fundraising partners.

I appreciate Beth Kanter and Allison Fine for writing this great book. I also thank the members of Netsquared Tokyo for their support.

Thank you so much!!

written by @watanabe_jpn

先日は、NPOのマーケティングとソーシャルメディアに関する勉強会でしたー。

(どんな趣旨の勉強会だったかは、こちらの記事をご参照ください)


個人的に非常にうれしかったのは、実際にNPOのリーダーとして働かれている方々がお越しくださったこと。

現場を深く知っている第一線の方々と一緒に、NPOがソーシャルメディアを使うことについての効果やハードルについての議論ができたり、日本のNPOにとってマーケティングやファンドレイジングという方法論の導入がどうあるべきなのか、といった議論ができたのは、NPOのマーケティング支援を仕事とする自分にとって、非常に刺激的な時間でした。
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今回読書会の題材とした"The Networked Nonprofit"の中では、米国のNPO業界がどのように変容し、どのような課題を抱え、それをソーシャルメディアを通してどのように克服しようとしているのかが描かれていました。

改めて、この書籍が、日本のNPO業界やNPOマーケティング、ファンドレイジングに携わる人々にとって非常に示唆に富んだ本であることを実感した次第です。



この場を借りて、この機会を与えてくれたNetsquared東京の方々、そして著者のベス・カンターさん、アリソン・ファインさんにお礼申し上げます!!




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渡邉文隆
(わたなべ・ふみたか)

アミタグループで、マーケティングの仕事をしています(本ブログは個人として運営しています)。

環境・CSR担当者の方やNPO・公共団体の方に対して、ソーシャルマーケティングの視点とデジタル技術を活用したご支援を行っています。

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