100キロを歩いて考えたこと

妻と一緒に、「100キロ歩いてケニアのお母さんと子どもたちのための寄付を集める」という企画を立て、4月30日~5月1日で無事完歩できました。

この場をお借りして、Twitterや電話、チェックポイントなどで応援してくださった方々に、御礼申し上げます!!


「100キロ?何のこと?」という方も多いと思いますので、まずは経緯から。


今回の企画は、以下のJust Giving Japanというサービスを使った自主企画でした。

100km歩いてケニアのお母さんと赤ちゃんを支援
http://justgiving.jp/c/172


アメリカなどではよくあるらしいのですが、ただ寄付を募るのではなく、「自分が今度100キロウォークにチャレンジするので、その意気込みに免じて、自分が応援している団体への寄付をお願いします!」とお願いするところがポイントです。

寄付先は、妻が勤務するNGOである「HANDS」(Health and Development Service)で、母子保健関連のプロジェクトに強いNGOです。

今回の寄付は、ケニアのお母さんと子どものためのプロジェクトの広報・ファンドレイジング活動に使われることになります。


コースは以下のとおりでした。江戸川区の自宅から出て、お茶の水にあるHANDSの事務所を経由し、原宿から井の頭通りをずっと歩いて立川で一泊。同じルートで東京駅まで戻って100キロちょうどでした。
(100キロの途中経過はHANDSブログのこちらの記事をご参照ください)

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いやはや、足が棒になるというのを言葉通り体験しました。


さて、歩きながら考えていたことや、気付いたことをブログに書き残しておきたいと思います。


1.「寄付」ってすごい
HANDSが支援対象としているケニアのお母さん・子どもたちの多くは、自給自足に近い暮らしをしています。

彼らの住むエリアでは乳幼児死亡率や妊産婦死亡率が高いという問題があるのですが、これらの問題を、「ビジネスで解決する」というアプローチは非常に難しいのではないかと思います。
 
なぜなら、住民の多くが自給自足に近い暮らしをしているということは、(貨幣の)マーケットの規模が非常に小さいエリアである、ということを意味するからです。
  
(広告モデルのように、一般消費者から直接お金をもらわなくても成り立つビジネスモデルはありますが、それにしても「一般消費者」が貨幣での消費をしない人々の場合、誰が広告を出したがるでしょう?)

ビジネスの世界が見向きもしないエリアに対して目を向けて、そこに住む人々の暮らしを改善するために働けるNGOというのは、本当に素晴らしい仕事だと思います。

また、そのような仕事に従事する人々の暮らしを支えることができる「寄付」というのは、非常に素晴らしい行為だなと思いました。

日本に「寄付文化」が広がることによって、社会的なビジネスですらリーチできない多くの領域においてサービスが提供されていくとしたら、それは非常に価値のあることではないだろうか、と思います。

(「寄付は持続可能ではない」というような言葉を耳にすることもあるのですが、これは今回一緒に歩いてくれたtokyotomaくんが取締役を務めるソノリテや、NPO業界で知られているファンドレックスという会社によるマーケティング手法の導入によって緩和できるのではないかと思っています)


2.チャリティウォークとTwitterは相性が良い
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今回の100キロでは、休憩や交差点で立ち止まったときなどにTwitterで情報をアップしていったのですが、非常に多くの方々からメッセージをいただきました。

Just Giving Japanの他のチャレンジでは「走る」企画が多いのですが、歩くのは無理なくTwitterでつぶやけること、時間が長くなって露出機会が多くなること等の利点があると思いました。

また、ネット上のウソではなく「本当に歩いていること」をインターネット越しに見ている人々に実感していただく意味でも、こうしたリアルタイムウェブでの発信は効果があると思います。


今回は位置情報は使わなかったのですが、携帯電話の機能を活かしてもっとおもしろい企画ができそうな感じがしました。


さいごに

ゴールにHANDSの方々のみならず、自分が働いている会社の社長も迎えに来てくださって、妻ともども、感動&感謝でした(そもそもこうしたボランティア活動ができるのは、本業での安定した仕事があるからです)。


一晩休んだ結果、まったく問題なく普通に歩けております。ご心配をおかけした皆さま、すみません。

100キロという体当たり系の企画ではありましたが、今回得られた経験をまた、他のNPOや本業を含む社会的な事業のマーケティングに活かしていきたいと思います!


ちなみに、今回の寄付は、目標額まであと17%です!
よければ、ぜひご協力くださいー。

HANDSのケニアでの活動
http://www.hands.or.jp/pagesj/05_act_develop/kenya/kenya_photo01.html

Just Givingの寄付ページ
http://justgiving.jp/c/172

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渡邉文隆
(わたなべ・ふみたか)

アミタグループで、マーケティングの仕事をしています(本ブログは個人として運営しています)。

環境・CSR担当者の方やNPO・公共団体の方に対して、ソーシャルマーケティングの視点とデジタル技術を活用したご支援を行っています。

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