3月27日、デジハリ田舎実験室の活動の一環として、秋田でのマーケティング&ウェブ出前勉強会に行ってきました。
(デジハリ田舎実験室のブログ記事の転載です)
もともとは、秋田の@mayumignon さんとのTwitter上でのやり取りがこの勉強会をすることになったきっかけ。
非常にデジハリ田舎実験室らしい勉強会でした。
当日はえらい雪でした。自分は雪男なのだろうか・・・と思ったりも。
【なかみ】
今回のテーマは、ビジネスをスタートアップするときに必要な、マーケティングの基礎とウェブの活用について、実践的な内容をお伝えするというものでした。
参加くださったのは、
- 起業するために秋田へUターンしてきた方
- まちづくりフォーラム2010 まちづくり事業プランコンテストの受賞者の方
- お惣菜屋さん&カフェテリアを経営されている方
- 秋田のイベント情報をまとめたフリーペーパーを出している方
- 秋田で広告関係の仕事をされている方
- 秋田で新しく会社をはじめようとされている方
など。
本当に応援したくなるお仕事ばかりで、最初に自己紹介をしていただいたのですが、
その時点で既に「来て良かった!」と思っておりました。
私からは、いくつかの団体や会社の事例を交えながら、
- マーケティングの標準的なプロセス
- ニッチなマーケットの開拓に向いているデータベースマーケティングの考え方
- ウェブサイトを作る前に必要な要件定義(サイトの機能の絞り込み)のポイント
- 効果測定の際に注意すべき点や具体的なサービスの紹介
参加者の方々が日々実務に携わっておられる方々だったからだと思うのですが、
「実際どうやってデータベースをつくるのか」
「実際にウェブサイトをつくるとしたらどうすればよいのか」
といった現場感のあるところに関心が高かったように思います。
【見えたもの】
見えてきたものが、大きく分けて2点ありました。1.地域での事業のスタートアップには、低コストのマーケティングが求められる
大企業向けではないので当然ですが、地方での事業のスタートアップ段階では、
圧倒的に低コストなマーケティングが求められているなと改めて思いました。
解決策はいくつかあると思うのですが、今回の講座に関係するのは
以下の2つかなと思います。
1)まずは活動自体の質を高くすることに注力する
今回来られた方の中に、非常に接客の評価が高い店舗を経営されている方が
いたのですが、質の高いサービスを提供する会社や団体であればあるほど
貴重なマーケティングコスト≒集客コストを回収できる確率が高まるため、
まずはここからだと思いました。
2)無料のツールなどをフルに活用する
これはややもすると、「無料だからとりあえず入れてみたけど意外と成果が
上がらない」という状況になりやすいですが、無償のツールはフルに
活用すべきだと思います。
「ツールに使われない」(ツールの戦略上の位置づけを明確化してから
はじめる)ことが重要ですし、使うにもそれなりの専門性が必要なので、
このあたりをデジハリ田舎実験室の人材が担えれば良いなと思いました。
2.こういう素晴らしい体験をしたいマーケティングの実務者は、もっといるはず。
講座が終わったあとに、ココラボラトリーさんというおしゃれなギャラリーの
階上にある石田珈琲店というお店で、参加された方々と珈琲を飲みました。
秋田の危機に対して意識の高い方々と一緒に、自分の専門であるマーケティングを活かしてああでもない、こうでもないと議論をするのは、素晴らしく充実した時間でした。
そして、このような交流・議論・実践を通して、自分の仕事の価値を見つめなおす体験は、きっと多くのマーケティングの実務者にとっても素晴らしい体験になるだろうと思いました。
よし、もっと多くの仲間を秋田に連れてこよう、と思った次第です。
【思ったこと】
上記は主にマーケティングについての話になってしまったのですが、振り返ってみると、
秋田の「人」の素晴らしさに完全にやられてしまった旅行になりました。
帰る直前に、今回の依頼をくださったご夫妻の息子さんにハグしていただいたのですが、
その瞬間、「ああ、僕たちの仕事はこの子たちの未来を左右するのだな」と思って、
身の引き締まる思いと、不思議な喜びを同時に感じました。
新幹線に乗る時は思わず涙ぐむくらい、秋田という街に感情移入している自分がいました
(青森出身だからかもしれませんが笑)。
ぜひ、今後も秋田の皆さまとの関係を続けていきたいと思います。
>秋田でお会いしたみなさま
今回は、本当にありがとうございました。
これからも、どうぞよろしくお願いします!