Net Squared―日本のNPOのIT支援に新たな一歩

パソコンの故障のおかげで、大変ご無沙汰してしまいました。
久し振りに更新します。

 

今回の話題は、Net Squaredというプロジェクトです。

これは、ソーシャルなウェブサービス(社会的な、という意味ではありません。SNSやtwitterなどを指します)をつかってNPOを支援しようというもので、つい先日から、この日本版が立ち上がりつつあります。自分もお手伝いすることになりそうです。

私は、NPOのウェブサイトをつくるサービスグラントというNPOにも所属しているのですが、ウェブサイトを作ったあとの支援をできるスキームや、ブログ・SNSなどの既存の無料サービスの上手な使い方をアドバイスするようなスキームはないかなあと思っていたので、ちょうど良いタイミングでした。

 

このプロジェクトは、NPOにソフトウェアを無償提供するTech Soupが母体になっていますが、先日Tech Soup Japanが立ち上がったことはこのブログでもご紹介しました。

 

これで、ソフトウェア、ウェブサイト、ウェブサービスの3つについて、NPO支援のスキームがそろいました。

あとは、ハードウェア(パソコン本体など)ですが、これについてはパソコンメーカーの社会貢献活動として、NPOに対する製品の寄付が行われてきています。

 

条件は整いつつあります。これから、NPOがどうやってその力を発揮していくか。

ますます、日本のNPO業界はおもしろいフェーズに入ってきていると思います。

 

【参考】

もちろん、上記のようなウェブまわりの課題はおもにコミュニケーション戦略に関するもので、これが解決したからといってNPOの活動がすべてうまくいくわけではありません。

非営利のコンサルティング団体ともいえるソーシャル・ベンチャー・パートナーズ東京などもNPOの支援においては重要です。NPOの経営支援としては、有償でファンドレイジングのコンサルティングを行うファンドレックスという会社もあります。

NPOへの融資については、すでに日本の各地域にNPOバンクなどの仕組みがありますし、国際協力NGOセンターなど、ネットワーキングのための中間支援組織も充実してきています。

NPOが使える支援スキームやツールは既に無数にあるのですが、次の課題はこれらをフルに使いこなせるような人材・余裕を確保するための経営戦略になるのかもしれません。