2009年4月アーカイブ

僕は、先日開かれた国連グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワークの総会で、僕の勤めている会社の担当者として、広報委員会の幹事になりました。

国連グローバル・コンパクトは、企業が社会の良き一員として行動し、持続可能な成長を実現するための世界的な枠組みづくりに参加する自発的な取り組みです。
参加企業は、人権・労働基準・環境・腐敗防止に関する10の原則を遵守し、実践することをコミットしています。

これは、僕にとって、大きなチャンスだと思っています。

uganda.jpg僕はいまから5年前、「ASHINAGAウガンダ」というNGOのボランティアとして、アフリカのウガンダ共和国にいました。

ASHINAGAウガンダに登録されていたエイズ孤児は、500人もいました。村のたった1地域だけを活動エリアにしていたにもかかわらず、です。

「これは、到底無理だな」と思った記憶があります。
NGOの力だけでは、到底この現実を変えることはできない。
圧倒的な数のエイズ孤児を前にして、絶望にうちひしがれていた5年前の悔しさを、昨日のことのように思い出します。


僕は日本に帰国後、環境・CSRのコンサルティングを行っているアミタという会社に就職しました。
アミタが国連グローバル・コンパクトに日本でもいち早く参加していたのも、入社を決意した一因でした。

入社して3年は全く関係のない部署でマーケティングやwebの仕事に従事していましたが、今年になって広報も担当するようになり、その流れで4月から広報委員会の幹事になりました。

ウガンダにいたときから5年。
まさかあのときは、5年後に自分が、日本企業のCSR・社会貢献の担当の人々に囲まれて仕事をすることになるとは、思いもしませんでした。

この立場で、自分が何をするべきなのか。
ウガンダのエイズ孤児をはじめとする、貧困のただ中にいる人々のために。
CSRを果たそうと努力している企業のために。
より望ましい未来のために。

よく考えて、任期をまっとうしたいと思います。


山里会席料理をいただきました

kajikaen.jpg
日曜日、東京の西のほうにある青梅にお住まいの、伯父さん、伯母さんに会いにいきました。

連れていってもらったのが、「河鹿園(かじかえん)」という宿。「山里会席料理」を堪能しました。
景色と、料理と、お皿の意匠を同時に楽しむという贅沢な時間でした。とくに山芋や鮎がうまかったー。

食事の後に行った玉堂美術館も石庭や水墨画がすばらしかったです。年7回くらい展示替えをするらしく、また行きたいところです。

これからの日本人が好むもののひとつは、こういう山里の素朴な、なつかしい、質の高い食事や文化を体験することなのだろうと思います。


三味線とロック

僕は青森出身なので三味線の音には非常になじみがあるのですが、三味線と現代音楽がしっかりきれいにマッチした音楽は初めて聴きました。
津軽三味線の吉田兄弟と、monkey majikによる"change"は、youtubeで聞いて一発で好きに。



ちなみにmonkey majikはwikipediaによると仙台在住とのこと。

「地方では音楽で食っていけない」といって首都圏にアーティストが集まる状況よりも、それぞれの地域に地元の人々を楽しませることのできるアーティストがいられる状況をつくれるほうが、もちろん望ましいはず。(プロ野球の球団がそれぞれの地域にあることと似ているかもしれません)

また、そのアーティストが、地元の伝統と自分たちの感性を混ぜ合わせて新しいものを作ってくれるのは、素晴らしいことだと思います。

その意味で、私が通っているデジタルハリウッド大学院の「すべてをエンターテイメントにせよ」というスローガンと、地域活性化というのは、実はとても相性が良いように思うのです。


ユネスコの世界デジタル図書館

すごいプロジェクトです。

世界デジタル図書館

僕が青森に住んでいたころ、美術館が県内にありませんでした(と思います)。

美術の教科書を眺めて、世界のいろんな美術館に行くことを夢見ていたものでした。
このデジタル図書館で世界の貴重な書籍や図版を見られるというのは、これからの新しい世代の特権ですね。

僕がもし青森に住むとしたら今でも障壁のひとつになるであろう、こうした文化的なものへのアクセスがインターネットで実現するのは非常にうれしいことです。

ただし日本語版はなく、やはり英語で読むしかないのですが・・・。勉強ですね。


NPO/NGOにとっての「Zopim」の価値

Zopimとは、サイトを訪れた人とサイト運営者がチャットで話せるツールです。
このサイトにもzopimは導入してあり、トップページの右下に設置してあるボタンを押したときに私がオンラインであれば、チャットを開始できます。
(サービス詳細はWEBマーケティングブログのこの記事をご参照ください)

これは、じつはウェブサイトとその閲覧者の関係性をガラっと変えてしまうツールなのではと思うのです(ウェブサイトの裏側に「人」の存在を感じることができるという意味で)。

zopimはECサイトなどのマーケティング戦術として非常に効果的だ、という触れ込みのサービスですが、自分はNPO畑だからか、「寄付者とのコミュニケーションに使えるな」と思いました。

たとえば、会員専用のページにzopimをつけておいて、対応する当番も決め、寄付者がサイトにアクセスしたらご挨拶をするとか、そういう使い方ができれば、寄付単価は必ず上がるでしょう。

これだけ高機能のサービスが無料で提供されており、障害となるのは英語の管理画面のみ。
これはやらなきゃ、と思います。


『クラウド』を読みました

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クラウド グーグルの次世代戦略で読み解く2015年のIT産業地図

これは、今後の未来を予想する上で、ほんとうに読んでおいてよかった、と思う本でした。

クラウドビジネスとは、コンピューターとインターネットが一体化していく時代のビジネスを指します。

つまり、いまコンピューターに入っているWordやExcelなどのソフト、そしてWindowsといったOSまでがインターネット経由で提供されるようになる、というわけ。

個人の視点からごくカンタンに見ると以上のようになりますが、こうしたサービスの提供を実現するためにgoogleは、電話会社なみの通信設備、航空宇宙産業なみの巨大サーバー、電力会社なみのユーティリティを巨額の投資によってそろえようとしている、と書かれています。

そのほかにも、現在のようにインターネット端末といえばケータイとパソコンだけ、という状況から、デジカメ、テレビ、家電などがインターネット経由で動かせるようになるなど、興味深い未来の生活イメージが出てきます。

この分野の書籍は、内容の信憑性がまちまちだったりすると思うのですが、本書については非常に信頼できそうに思えました。著者の方はサンフランシスコ在住で、アメリカのインターネット・通信業界を専門とされている方です。

ITによって切り開かれる未来に興味のある方なら、読むとよい本だと思います。

各ブログの位置づけについて

アクセスありがとうございます。

じつは、このブログを合わせて、既に3つブログを書いております。
ちょっとわかりにくいので、(自分自身や自分の友人知人のためにも)それぞれの使い分けを書きます。

*僕たちの「修行時代」-環境の会社で働くソーシャルマーケターのブログ
 2005年にはじめたブログです。
 社会的な活動に興味のある学生の方、社会人1~2年目の方に向けて
 書いています。
 「これは1年目のときに読んどきゃよかった」と思う本などを載せています。

*辺境からみる未来
 ITやクリエイティブ系の人にはNPO/NGOや地方といった領域の魅力を、
 NPOや地域で活動する人にはインターネット活用のポイントを
 発信したいと思っています。
 が、ちょっとまだ位置づけ不明確です。書きながら考えています。

*nabe@tumblr
 リアルタイムに自分の感じたことを発信するマイクロブログです。
 勉強のために(そしてtumblrは日本人ユーザーが少ないため)英語で書いてます。
 英語で他の国の人が書いているコンテンツを読むためにも使っています。
 
*プロフィールページ「iddy」
 以上の全てのブログの最新記事をまとめてあるプロフィールページです。
  

というわけで、もしご興味のヒットするところがあれば、選んでお読みいただければと思います。

お問い合わせフォームをつくりました

以前のブログなどでは、NPOやその他の社会的な事業をされている方から、webマーケティングについてコメント欄を通じてお問い合わせいただくこともあったのですが、今回ブログを読まれた方からのお問い合わせ用に、フォームをつくりました。
SSLつきで無料!の「フォームメーラー」というサービスと、フリーの画像サイトで配布されているボタンを使っています。

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田舎で暮らすなら、英語。

青森や関西と東京との違いのひとつは、東京には新しい情報が集まる、という点でした。

田舎に住みたい人の中にも、IT系の仕事をしていて、「田舎に住みたいが最新の情報に触れられなくなるのが嫌だ」という人は多いと思います。

あれこれ考えていたのですが、ひとつの方法は、英語を覚えることではなかろうかと。

最近英語のサイトで新しい情報を見つけて興奮することが多いのですが、
田舎に住むのなら、東京からの情報だけに頼らず、いっそのこと海外から、
まだ日本にない情報を手に入れるくらいしたいな、と思います。

そのためには、英語勉強しなきゃ。
と思ってこんなエントリーを書いてみました。

ちなみに最近のお気に入りは、BBC newsのiPhoneアプリ。最高です。
明日は大学院で、海外向けECサイト運営の会議です。

地方に必要なクリエイティブとは

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こないだ赤坂に行ったら、街は左のような驚くべき華やかさ。

赤坂周辺の企業が今どうなのかはわからないのですが、これだけ華やかな空気を出せる街が、100年に1度といわれる不況下の日本にあること自体に驚きました。

この華やかさこそ、僕が青森にいたときに夢見ていたもの、あるいは僕が大学のころ住んだアフリカやブラジルの地方の子どもが憧れていたものだったと思います。

いまようやく、こうした華やかさは別に自然に発生したものではなく、誰かが企画し、誰かがお金を用意し、誰かがデザインした結果なのだとわかるようになりました。

地方に人を呼ぶには、ただ仕事や自然があるだけではなく、その土地ならではの魅力、人の手によってプロデュースされる「華」がなければいけないと思います。

地方(途上国を含んで)に、もっと企画・デザインの人材が多く住めるような仕組みを整備したい、と最近思っています。

ITと一次産業というのはおもしろい組み合わせになると思うのですが、この例も非常におもしろいです。

 *農園検索サイト「タガヤシ」
 http://www.tagayashi.jp/

耕作放棄地と、週末農業をする場所がほしい人などをマッチングしています。

ぜひ、いっしょにシゴトをしたいなあ、と思っています。

 

 

僕は、学生時代の活動の延長で、エイズ孤児支援NGO「ASHINAGAウガンダ」の評議員をしています。

昨年の評議委員会でつくりたいと言っていた、英語のウェブサイト。今は、ここまでできています。

http://www.ashinagauganda.org/index.htm

サービスグラントの仕事が終わったら、次はこれのリニューアルをやりたいな。

サービスグラントでは、半年のプロジェクトでわずか数回しか打ち合わせをしなかったけれど、skypeをうまく使えば、きっとアフリカのウェブサイトを日本でつくることもできるはず。

そんなチャレンジをしたいです。

インターネットが声なき人々に届く日

iPhoneを聴覚障害者向け要約筆記に活用--ソフトバンクモバイルらが実験


http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20391151,00.htm?ref=rss

という取り組みの記事を見つけました。
耳がきこえない人のために、話の内容が文字で表示されるようにするという仕組みのようです。

これと同様に、目が見えない人のためのITや、そのほかの障がいを持つ人々のためのITが発展していけば、これまでインターネット上で語る術が少なかったような障がいを持つ人々の「声」が可視化されるようになるでしょう。

障がいを持つ人々だけでなく、途上国の人々、障がいを持つ人々、高齢の方などが、モバイル端末などでインターネットに触れるようになってくる。

僕は、インターネットがそうした声なき人々に届く日が楽しみでなりませんし、そのためにこそ働きたいと思っています。

そのとき、きっと世界は、これまでに見たこともないようなコンテンツを目にすると思います。
そして、インターネットビジネスは新たな顧客の、これまで思いもしなかったニーズを発見することになるのでしょう。
(そして、きっとソフトバンクモバイルも、その日を自分たちで手繰りよせるためにアクションを起こし、その変化を先取りしようとしているのでしょう)

頭から情報が出つくす

今日、これまでコツコツとあたためていた企画が、一気に頭の中から整理されて出てきて、自分でもびっくりしました。

だからといってその企画が実現するとは限らないのですが、悶々と悩んでいたことがスッキリと文字に落ちると、すごく頭が軽くなります。

おもわずtumblrで絶叫してしまいました。なるほど、こういうときにマイクロブログって便利。
http://fwtnb.tumblr.com/

ブログが「書くために考える」ものであるなら、マイクロブログは「いま考えていることを書く」もの。
これは、新しい形の思考共有ツールかも、と思います。

どう使えるか、じっくり考えたいです。

tumblrを試してみた

よくわからないままですが、とりあえず試してみました。あたらしいものは、とりあえず試す!

http://fwtnb.tumblr.com/


「僕たちの修行時代」というブログから今回のブログになって変わったのは、文章が短くなったこと。
それによって、毎日更新しても意外と続いてます。

tumblrをちょっと使って分かったのですが、このブログそのものが、自分にとってはtumblrみたいなマイクロっぽいブログなんだなと思います。

写真のウデがよければ田舎に住めるかも

christmas.jpg
僕は大学の頃から写真を撮っているのですが、その写真のうち何点かを、PIXTAというサイト(以下)で実験的に販売しています。
http://pixta.jp/photo/677727
当然、田舎に住んでいても販売はできます。
半農半Xを志す人にとっては、つくづく良いサイトだと思います。

これは東京の風景ですが、きっと世界中の田舎には、まだまだ人々が知らないすばらしい風景があるはず。

田舎にあるすばらしいものや情報を集め、それを必要としている人のところに届ける―それはうまくすれば、地域資源に価値をつけるひとつの「事業」になるような気がしています。

あってよかった。

sakura.jpg
会社は、皇居のお堀のすぐ近くにあって、この季節は最高です。

花見でにぎわう公園などを見ると、たとえ不況でも(あるいはだからこそ)人は花を愛でるんだな、と思います。

つくづく、日本に桜があってよかった。

僕のいる会社から2月に独立した子会社が、日本で初めての、林業支援の事業型ファンドの募集を開始しました。

▼プレスリリースです
http://www.amita-net.co.jp/info/release-20090406-000739.html

こころある人々のお金を少しずつ集めることによって、放置されていることの多い日本の森の価値を高め、それによって地域をより望ましい方向に動かすことを目的とするファンドです。

日本の田舎には、「子や孫のために」と木を植えて、コツコツと育ててきた方々がたくさんいます。
そのような方々の想いが次の世代につながるような未来のために、
僕たちもこの事業をコツコツ育てていきたいと思います。

googleの非営利組織向けサービス集

NPO/NGOとウェブって、最近まで遠いものと思われていましたが、
こういうウェブサイトをgoogleがつくる時代。

ウェブ業界と、NPO/NGO業界は急速に近づきつつあります。

http://www.google.com/nonprofits/

こうした動きを、都会のNPO/NGOだけでなく、地理的に辺境にある
田舎にも普及していきたいというのが自分の目標です。

できないことを宣言する

tomato.jpg

セレブ・デ・トマトは赤坂にある高級トマト料理専門店です。

なまトマト、各種トマトジュース、トマトスイーツ、トマトジャム、ドライトマト、トマトにつける塩、トマトランチ、トマトディナー。

トマト以外はできません。
でも、トマトに関してはセレブを満足させるのに十分な力があります。
というメッセージは、マーケティングとしてすばらしい差別化だなと思います。

photo.jpg サービスグラントの小児医療チームのシゴトが、佳境です。
いまが一番重要なフェーズだと実感しています。

うーむ。ふんばりどころなので、ちょっと写真で心を休めてみました。サービスグラント事務所ちかく、渋谷の夕暮れの空です。
スタンフォード大学が、iPhoneのアプリケーションのつくり方についての講座をウェブ上で無償公開しています。

http://itunes.stanford.edu/

きっとこれはAppleにもStanfordにもメリットがあるのでしょうが、
お金のない人にでも、こうした情報が開かれているのは非常にすばらしいことだと思います。

意外と、インターネットの技術は人々に開かれている。
あとは、強い意志や情熱のあるところに、これからの世界を動かす「力」が発生するのだと思います。

田植えします。

僕のいる会社は社員の有志がたんぼを育てております。

5月9日、10日に田植えをやります!年に1回しか体験できない機会ですので、
ぜひご興味のある方はお申し込みください。

お金はかかりますが、その値打ちは絶対にあるとおもいます。

http://www.amita-net.co.jp/blog/amitanbo/5910.html